ありがとう 最後まで嘘をついてくれて
今なら思える まだ 会えないけど
手と手が離れる その瞬間まで
笑っててくれてありがとう
気付けなかったあたし 気付かせなかったあなた
悔やんで責めて たくさん泣いたけど
数え切れないほどの あなたにもらったもの
強さや厳しさ 目には見えないけど
あたしはあなたに何か あげることができたのかな
もっと強くなれたら また たくさん話したいよ
あたしは いつだって幼すぎたから
一人で歩き出す勇気が出なくて
なんとか踏み出した あの瞬間から
少しは「オトナ」らしくなれたかな
知りたくないことや知らなきゃいけないことが
毎日溢れて その度に思い出してる
つたないあたしの言葉を受け止めてこたえてくれた
懲りずに呆れずに付き合ってくれたから
今のあたしがあって何度でも戻って来れるの
自分が歩く道へ 自分が生きてゆく この世界へと
あの日から忘れたことはない
ぼろぼろ泣きながら交わした あなたとの約束