いつからだったかな
本音を隠して黙りこむ癖がついたのは
いつからだったかな
逃げ場が無いと不安でしょうがなくなったのは
知らず知らず作り上げた壁の中で
自分すら見失いかけた僕を 君は
どこまで走れば辿り着けるのだろう
あの頃 描いた自分へと
いつまで生き続ければ確かめられるのだろう
繰り返す日常の意味を
進むことも戻ることも躊躇っては
ささくれた僕のこの心だけが取り残されて
この風 あの空は
さり気なく変わっていくけれど
同じ時を生きている
今日も明日も明後日も
君が言う「絶対」なら不思議と信じられたんだ
君が言う「またね」なら 僕は