忘れたふりをして すみっこにしまいこんでた
小さな約束は 今日も果たされなかった
ひたすら待つだけの 空回りと知らん顔
期待するのは あたしの勝手
あたしはあなたの心の空に浮かぶ雲のよう
どんなに形を変えて流れて消えても
気付いてもらうこともできないのに
あたしの気遣いや息遣いに ためらいやため息に
乱されてみせて 嘘でもいいから
あなたのほんの気まぐれで あたしは息を吹き返すの
あなたが明日を迎える頃 あたしの今日が終わる
そ知らぬふりをして 笑って誤魔化していた
小さな傷口は 今日もしくしくと疼いた
あたしがあなたの心の空に浮かぶ雲ならば
思い切り雨を降らせて嵐を起こしてでも
気付いて欲しいと強く願った
あなたの気遣いや息遣いに ためらいやため息に
いちいち乱される あたしへのものじゃないのに
あなたの優しい言葉で あたしの明日は色付くの
あなたが気持ちよく目覚めたなら あたしはいい夢を見れるよ