2014/01/21
未来への帰り道
君の荷物を半分持つよ
両手ふさがってちゃ身動きとれないよ
急にあいた手をまだ誰とも繋げなくても
痛いくらいに残った荷物の重みも
いずれ消えるから
今は何も考えずに一緒に帰ろう
これまでに知ってきた
君の全部が全部ほんとじゃなくたっていい
今僕の目に映るただ一つ確かなこと
君がここで息づいている ゆっくり歩いてる
そう それが全て
君は言った
幸せってまるで綿菓子みたいだと
柔らかくて甘い
でもすぐに溶けて消えてしまうからって
しつこく絡みつく心の傷痕も
いずれ消えるから
今は無理に笑顔を作らなくていいよ
これまでに知ってきた
僕の全部を全部信じられなくても
今君の目に映るただ一つ確かなこと
僕がここで息づいている 並んで歩いてる
安心して欲しい
これまでに過ごしてきた
時間はそれぞれに違うよ だけど
今二人が感じるただ一つ確かなこと
そっと繋いだ手の温もり 命ある温もり
そう それが全て